掃りたくなったよ

生物股長( いきものがかり ) 掃りたくなったよ歌詞
1.掃りたくなったよ

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:島田昌典

心の穴を埋めたいから
優しいフリして笑った
出會いと別れがせわしく
僕の肩を驅けていくよ
ダメな自分が悔しいほど
わかってしまうから損だ
強くはなりきれないから
ただ目をつぶって耐えてた
ほら 見えてくるよ

掃りたくなったよ 君が待つ街へ
大きく手を振ってくれたら
何度でも振り返すから
掃りたくなったよ 君が待つ家に
聞いて欲しい話があるよ
笑ってくれたら嬉しいな

たいせつなことは數えるほど
あるわけじゃないんだ きっと
くじけてしまう日もあるけど
泣き出すことなんて もうない
ほら 見えてくるよ

伝えたくなったよ 僕が見る明日を
大丈夫だよってそう言うから
何度でも繰り返すから
伝えたくなったよ 變わらない夢を
聞いて欲しい話があるよ
うなずいてくれたら嬉しいな

掃りたくなったよ 君が待つ街へ
かけがえのないその手に今
もう一度伝えたいから
掃りたくなったよ 君が待つ家に
聞いて欲しい話があるよ
笑ってくれたら嬉しいな


2.殘り風

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊
編曲:板垣祐介/湯淺篤

「もう二度と戾れない」と知る
淚で滲んだ道を步いて
本當は少しだけ見えていた明日を氣にした

有り觸れるその言葉だけど
ふいに何かを信じてみたいの
いつかまた巡り逢うのだと秘かに誓う
氣がつけばもう見えぬ面影を探す
一度無くした日々は何處?何處?
笑き誇れ命の花
凜としてこの心焦がして
吹きやまぬは殘り風
あの日を惜しむように
流れて明日へと

手探りで摑んでは消える
每日の儚さにも氣付いて
曖昧なあたしを壞して
靜かに瞳を閉じる

後悔が去り行く希望で
それを知っても朝日を見たいの
今強く生きて行くのだと確かに願う
ひとところに留どまる
恐さを見つけて踏み出した時
君は何處?何處?
巡りゆくはこの心
小春日の息吹へと寄り添えど
流るる淚消えずに
ひとひらの風を纏い
流れて君へと

ふわり浮かぶ風
今は見えないけど
確かに見えたの一重の風跡
君が何か伝えたの?
あたしが今伝えるの?
欲しかった答えは 今 今…

時間 滿ちて見えた心
今行くよ 變わらないあたしで
響き合う聲 言の葉
光を放つように 屆け彼方へ
笑き誇れ命の花
凜としてこの心を焦がして
吹きやまぬは殘り風
あの日を惜しむように
流れて明日へと